人を知ることの大切さ

少し冷えた朝を迎え、布団の暖かさが幸せに感じ二ギーは、43回目の登場です。

先日、第38回かごしま市の女性大会に参加して来ました。4部構成で、開会行事、基調講演、シンポジウム、閉会行事。大会テーマ「男女共同参画社会の実現をめざして」〜認めあい、支えあい、共に生きる〜   です。

基調講演は、若松麗奈さん。LGBTである事に気づいて今日までの人生の歩み(性別適合手術・戸籍上の性別変更・結婚)を『いつも笑っていたい』の内容でお伝えして下さりました。

女性の理想像は?の問いに「追い越せそうで、追い越せない人母親である」とおっしゃる言葉に若松さん。お母様が、子ども(麗奈=たけし)を思う気持ち、親として現実を認め支える覚悟の強さを感じます。そして、何より母を尊敬していると子どもが言う。子育てってそう言う事なのだと感じます。

『週2回は、楽しさを見つけることにしている」と話される姿は、女性の輝きに溢れています。

シンポジウムでは、3人の活動発表もあり、地域で支えあい助けあいの精神で努力されている素晴らしい報告でした。

足を運んだ事で、新しく4名の方の人となりを知ることが出来ました。会の終わりに参加者全員で「今日の日はさようなら」を歌いました。教科書の中で学んだ歌。どこの地域でも歌は変わらず一緒に歌えるのだと歌詞の内容に改めて感動しながら、歌いました。

会を運営されている方々、私よりかなりご年配の方々が多いようです。会もかなり高齢化になりましたとのこと。男女共同参画社会を進めて、女性の働く場所が増え嬉しい反面。課題の一つに地域を支える人が減った事。との事でした。

最後に

『今日という日が一番若い日』のお言葉にそうだ、そうだね。と納得しながら、家路につきました。